手作りバッグ制作日記

小さな家族、愛犬が天国へと旅立っていきました。

16歳、天寿を全うし長生きしてくれました。

カールがやってきたのは私が高校2年生の夏

日曜日に部活から帰ってくると

玄関に以前飼っていたミニウサギのカゴ

その中に、丸いボールのような白くてフワフワした塊がいました。

それが、カールの第一印象

東京の専門学校へ行っている間も

母に電話すると必ず

「カールに代わって！」

と言って電話越しに

「カール、聞こえる？」

と話しかけていました。

すると、フーフーと鼻息で答えます。

こうして遠く離れても会話をしていたことを思い出します。

歳をとったことで患った肺水腫

昨年夏に診断されたときは末期

来月までもつか、年を越せるか

家族で看病しながら見守りました。

2月9日午後

「もうだめかもしれない…」

涙声の母からの電話

私は家路を急ぎました。

「カール帰ってきたで！」

そう声をかけると同時に安心したように眠りにつきました。

この日の朝、

「カール行ってくるきね」

そう言うと、しっぽの先を1度だけ振りました。

普段はその気力もないのに、

今思うと精一杯力を振り絞って

「いってらっしゃい」

って言ってくれたのかなと思います。

（涙が止まりません…

今、お客さんきたらヤバイな…）

みんなの愛情に答えるかのように今日まで長生きしてくれたことに

感謝しています。

思い出いっぱいありがとう

悲しいこと、辛いことがあったとき

そっと寄り添って慰めてくれてありがとう

いつも元気をくれてありがとう

私が帰ってくるのを待っててくれてありがとう

これからも

大好きなお散歩いっぱいしてね。

そして

うちに来てくれて本当にありがとう